映画『8番出口』。
「怖いの?」「ホラー苦手でも観られる?」と公開直後からSNSで話題になっていますね!
いろいろと調べた結果、血が飛び散ったり幽霊が出たりするわけではないので、いわゆる“ド直球のホラー”とは少し違うんです☆
そこで今回は「映画8番出口はホラー映画なのか?」について、弊社独自にアンケート調査を行いその結果をまとめました☆
特徴と観やすさをわかりやすく解説していきます!
※ネタバレ注意
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映画8番出口はホラー映画?
結論から言えば、はい。『8番出口』はホラー映画として分類されています。
ただし、その怖さの質は一般的なホラーとは大きく異なります。
怖さの特徴
アンケートでも多く挙がったのが、いわゆる“ジャンプスケア”や“血まみれ描写”ではなく、
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心理スリラー寄りのじわじわ系ホラー
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驚かせる演出は最小限
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流血や残酷なシーンはほぼなし
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幽霊や怪物は登場しない
という点。
つまり、“人間の感覚を狂わせる違和感”が最大の恐怖要素になっているのです。
例えば、同じ通路を何度も繰り返す、誰もいないのに足音がついてくる、看板の文字が少しだけ違う、、、。
一見日常にある風景が少しずつ崩れていく、その“ズレ”が観客の心をざわつかせます。

ホラーが苦手な人でも観やすい!
「怖そうだから無理かも、、、」と感じる方も安心してください。
『8番出口』には以下のような特徴があるため、ホラーが苦手でも比較的観やすい作品になっています。
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年齢制限なし(G指定)で幅広い層が楽しめる
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グロや派手な恐怖演出ではなく、精神的にじわじわくるタイプ
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謎解きや考察の要素が強く、頭を使いながら観られる
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静かで淡々とした雰囲気なので、感覚的にはアート映画に近い部分も
つまり、ホラー要素はありつつも「観終わった後に考えたくなる作品」なんです!
観客からも「グロがなくて安心したけど、精神的にはめっちゃ疲れた」「怖いというより不安に囚われる感じ」といった声が目立ちました。



映画8番出口の怖い場所を実際にアンケート取ってみた
実際に映画8番出口を観た方々に怖いかアンケートを実施したところ、9割の方々が「怖い!」と回答しました。
ただ、この怖いにも種類があるようでお化けが出てくるような強さではないとのこと。
実際に回答した方々の内容をこちらに掲載していきますので、ネタバレが嫌な方はこれ以上進まないことをおすすめします・・・






① 無表情なおじさんの存在感・・・
もっとも多く挙がったのが「おじさん」に関する恐怖。
振り向いたら立っていたり、笑顔を浮かべていたり、あるいは無表情のまま猛スピードで迫ってきたり、、、。
会話も成立せず、ただそこにいるという存在感が観客を震え上がらせました。
「普通の人っぽいのに異様」というギャップが、不気味さを倍増させているんですね・・・。
② 日常の違和感がじわじわ迫る
「看板の文字が微妙に違う」「誰もいないのに足音がする」「同じ通路を何度も繰り返す」など、日常の中に潜むわずかな歪みも怖いポイント。
一見普通の景色なのに、よく見ると何かがおかしい。
こうした小さな異変が積み重なることで、観客は気づかぬうちに精神を追い詰められていきます。
「お化けが出ないのに怖い」という声が多かったのも納得ですね!
③ 音による不安と驚かし
静寂の中で突然鳴り響くロッカーの大きな音や、赤ちゃんの泣き声が聞こえてくるシーンに「心臓が飛び出しそうだった」という意見も多数。
音が極端に少ない場面が続くからこそ、わずかな効果音が強烈に響いてくるんです。
「音がない=自分の鼓動が響く」という緊張感も、恐怖を倍増させています、、、。
④ 取り込まれていく人々の末路
「取り込まれてしまった人々」の存在も、観客にとって大きな恐怖ポイント。
彼らがどうなったのかは明確に描かれないからこそ、想像が膨らみゾッとするんです。
ホラー作品によくある血や幽霊ではなく、“人が消えていく”不条理な恐怖が印象に残ったという声が多くありました。
「その後が気になる、、、」というモヤモヤ感も恐怖を長引かせる要因ですね。
⑤ 精神を侵食するループの恐怖
映画のテーマそのものでもあるループも、強烈な恐怖体験として語られています。
出口にたどり着いたと思ったらまた振り出しに戻される、、、。
元カノからの電話を「異常」と認識できず、再び同じ場所をさまようシーンは特に印象的でした。
繰り返しの中で正常と異常の境界がわからなくなり、観客まで出口を見失ってしまう感覚。
「単なるホラーじゃなく、哲学的に怖い」と感じた人もいたようです!



まとめ:映画8番出口は怖い!
映画『8番出口』の怖さは、派手なホラー演出ではなく、じわじわと迫る違和感や逃げられないループにあります。
観客の声を整理すると、
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無表情なおじさんの存在感
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日常に潜む違和感
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音で一気に襲ってくる驚き
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取り込まれる人々の末路
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精神を蝕むループの恐怖
この5つが共通して“怖い”と語られていました。
見終わったあと、駅や地下道を歩くときにふと「誰かに見られてる気がする、、、」と感じてしまう。
それこそが、この映画の真の恐怖なのかもしれませんね!☆